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help リーダーに追加 RSS 【コンプレックス】小児性愛を考える【潔癖症】

<<   作成日時 : 2008/04/09 02:44   >>

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 一般的に小児性愛は、異性に対するコンプレックスが原因とされている。
 大人の異性と接することに恐怖感を抱き、自分を相手にしてくれるはずがないと思い込む。そして純真な子供なら自分を受け入れてくれるに違いないと考えるというわけだ。
 しかしいくら大人の異性に相手にされないからといって、小児に対して、そう簡単に性欲を抱くようになるものであろうか。
 コンプレックスが強くて生身の異性と付き合えなくとも、本やビデオや風俗店などなど、性欲を満たす手段にはこと欠かないのが現代である。あえて子供を対象にするには、それなりの強い動機が必要となるのではあるまいか。

 では何故、性的欲求が子供に向かうのか。
 逆に大人の女性に対して性的欲求を抱かないのは何故か。
 そもそも人間は、どのようにして性に目覚めるのか。フロイトは、人間には幼児期から性欲が存在するとしているが、ここではややこしくなるので、とりあえず一般論的な話から始める。
 通常人間が、異性や性へ興味を抱くようになるのは、小学校高学年から中学生にかけて、いわゆる第二次性徴期に入った頃であろう。最初はエロ本やビデオを見たり、自慰をしたりして、性欲を満たすことを覚えるようになる。同時に、罪悪感や羞恥心といった感情に悩むようにもなる。「汚らわしい」大人や自分に対して、嫌悪感や憎悪を抱く場合もあるだろう。しかし健全な環境であれば、このような葛藤は時間とともに乗り越えることができる。
 ではその葛藤を解消できないまま大人になると、一体どういうことになるのか。自身の性欲を持て余し、正しい方向に向けることができずに、セックスや異性に対して憎悪や恐怖の感情を抱き、そのことでコンプレックスを抱くようになるであろう。あるいは本来持っている、コンプレックスや異性に対する恐怖といった感情が、性欲を捻じ曲げるのか。いずれにしても悪循環である。もしフロイトの説が正しいとすれば、彼らは子供の頃からすでに性的なコンプレックスを抱えていてもおかしくない。いずれにしても、心の中は十二歳のままで、外見だけ大人になるようなものであろう。
 しかし性欲は何としても解消する必要がある。ここでその対象と方法が問題となる。
 もし本人が攻撃的かつ思いやりに欠ける性格で、女性に対する憎悪や恨みといった感情が大きい場合、痴漢や盗撮といった手段に訴えるかもしれない。この場合は、対象の女性を汚すとか辱めるといった要素に快感を覚えるのであろう。あるいは気が弱く、潔癖症的傾向に由来する純真とか純粋性への憧憬がより強いと、対象が子供へと向かうかもしれない。恐らく自身の体験やトラウマ、本人の性格、生育環境といった要素が複雑に絡み合っているのであろう。器質的障害がなく、純粋に精神的な原因であれば、これはもうケースバイケースということになる。あるいは多数のサンプルを分析すれば、何らかの傾向が明らかになるかもしれない。
 まあつまり、何らかの原因で健全な心の成長が妨げられ、性やセックスを受け入れることができないと、性的嗜好があらぬ方向へと向かってしまうというわけだ。
 先に例を挙げたA君やB君も、家庭環境にはやや問題があったようだ。宮崎勤、小林薫、吉里弘太郎なども、家庭環境はかなり複雑であったことが判明している。
 とは言うものの、その「傾向」がある人物と、実際に幼児に手を出すような人物を、果たして同一視することが可能なのか、ということになると、甚だ疑問であると言わざるを得ない。一般のオタク系の人々にしてもそうだが、いくらその「傾向」が認められるからといって、彼らが何らかのきっかけで現実の幼児に手を出すようになるとは、あまり考えにくい。そこには決して越えられない壁が存在している。
 実際に幼女に手を出すような人物を知っているわけではないので、取りあえず私に分析できるのはこのくらいである。リアルの人々は、やはり快楽物質が変なところでどばっと出るとか、脳内の配線が違っているとか、器質的障害があるのかもしれない。そうなると結局、根本的な治療は困難であるということになる。ではアニメやコミックを規制する意味は、どの程度あるのか。
 次回に続く。

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