ブログの悪魔

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 【コロッケ】ミートホープ:牛肉の魔性【ひき肉】

<<   作成日時 : 2007/06/30 03:58   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 ミミズバーガー、ケンタッキー・フライドラットなど、肉にまつわる都市伝説の類は昔から存在する。もちろん都市伝説ではなく、本当にやっちゃった人々もたくさん存在する。極めつけはやはり、フリッツ・ハールマンであろう。
 第一次世界大戦敗戦後、敗戦国のドイツでは経済が崩壊し、ハイパーインフレによって、紙幣が紙屑と化した。世界史の教科書などで、札束をリヤカーに積んだ写真を見たことがある人も多いだろう。市場からは商品が消え去り、飢えた人々は皆、闇市で食料を調達するのに必死だった。
 そんな時代にドイツ北西部の町、ハノーバー市で肉の闇屋を営んでいたのが、フリッツ・ハールマンである。
 同業者が商品の仕入れに苦労している中で、彼の元にだけは、何故か商品の肉が山のように積まれていたという。
 ある日突然、彼は逮捕される。彼は街で美少年をナンパし、殺害して解体し、その血を飲み、肉を食べていたのである。闇市で売っていたのは、彼らの余った肉だった。殺害人数は最低でも50人以上とされている。

 ハールマンに比べれば、ミートホープ社長のやったことなんて児戯に等しい。牛肉に豚肉を混ぜたなんて可愛いものだ。どうせ人間は人肉と獣肉の味の違いもわからないのだ。
 しかしここにきて、牛豚肉コロッケの他にもいろいろと疑惑が浮上している。カモ肉や鹿肉を安く仕入れて、牛肉と偽って売っていたとも聞く。
 カモ肉や鹿肉など食べたことないので、何とも言えないが、どうせなら、「カモ肉コロッケ」とか「鹿肉コロッケ」と称してそのまま売った方が、ユニークで案外売れたのではないだろうか。ついでに節約簡単レシピでも出版すれば、ベストセラー間違いなしであったに違いない。
 この社長のことだから、秘密を知った社員の一人や二人、ミンチにして牛肉と混ぜて売り捌いていた、などということがないとも限らない。警察は社員や近所の行方不明者の捜索を行うべきであろう。

 まあそれはともかく、この金森哲治社長。中学を卒業して肉屋に就職。若い頃の勤務態度は真面目だったという。その後大変な苦労をして、自分の会社を持つまでに至った。
 しかし同年代の若者たちは、仕事もせずに青春を謳歌しているのに、自分だけは若くして働かなくてはならない。おまけにあのぶっ細工な顔では、それほど楽しい青春時代ではなかったであろう。意識せずとも、社会や世間に対する秘めた恨みをむくむくと膨れ上がらせていたのではないだろうか。
 彼の消費者を見下した言動からは、成功者としての優越感と、世間や社会に対する恨みや憎悪といった感情を感じる。優越感という感情は、コンプレックスの裏返しだろう。恐らく彼には、発覚して「やばい」という気持ちよりも、「ザマアみろ」という気分の方が強いのではないだろうか。
 とは言うものの、やはりそれだけでは彼の言動は理解しきれない。
 息子さんたちはなかなか真面目な人物であるようだし、対応如何によっては彼らに会社を継がせて、再生させることも充分可能であったろう。しかしその不遜な発言で、消費者のみならず同業者まで敵に回してしまっては、今後商売を続けることはほぼ不可能だ。現実認識と危機管理能力に欠けるのみならず、彼の頭の中には、家族のためとか、従業員のために、という思考様式は皆無なのであろうか。
 あるいは他に何か、我々の計り知れない理由があるのかもしれない。
 ちなみに牛肉にはトリプトファンというアミノ酸が豊富に含まれている。トリプトファンは、体内でセロトニンに変化する。セロトニンは興奮や不快感を鎮めるはたらきがある。鬱病や神経症などの精神疾患の一部は、セロトニン不足が原因であると考えられている。抗鬱薬として、最もヘヴィなものの一つとして知られる「パキシル」は、セロトニンの再取り込みを阻害することによって、鬱症状を改善するが、同時に強力な副作用がある。
 つまり牛肉をたくさん食べると、幸福な気分になるのだ。アメリカ人がバカみたいに陽気でハイなのは、牛肉をバカみたいにたくさん食べるからである。これはもうある種のジャンキーと言える。人々の牛肉信仰は、決して幻想ではないのだ。
 恐らくこの社長も、仕事柄牛肉をバカみたいにたくさん食べてきたのであろう。セロトニンの過剰分泌で、頭の中が「ハッピーハッピー」ってな感じになっているのだ。彼の常軌を逸した楽観主義と自己欺瞞、自己正当化は、牛肉依存症による躁状態が原因に違いない。うん、きっとそうだ。裁判になったら、弁護側はこの線で責めればいい。心神耗弱による無罪勝訴間違いなしである。あれ。でもやっぱり牛肉じゃなくて、豚肉とか鶏肉ばっかり食ってるのかな。

 ここにきて雨水を肉の解凍に使用したり、加ト吉からの横流し、従業員の不当解雇、保険金詐欺疑惑に、行政が内部告発を放置したりと、いろいろと疑惑が噴出してきており、すでに付いていけないのだが、ここまでやるのはやはり純粋に金のためというより、何か暗い情熱に促されてという感じがする。平塚レオパレス殺人5遺体遺棄事件の容疑者である岡本千鶴子容疑者も、牛肉のステーキがお気に入りだったという。そういえばペッパーランチ事件というのもあった。牛肉はただ美味なだけでなく、人を狂わす魔力があるのだ。


国産ダチョウの特製メンチコロッケ(5個)
商品番号 DT-04
価格 550円 (税込) 送料別
送料 840円




german+MONSTERS+
FRITZ HAARMANN
分裂勘違い君劇場
セロトニン

画像

Atom Heart Mother
Atom Heart Mother

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文