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help リーダーに追加 RSS 【訃報】小林久三氏と日向康氏【足尾銅山】

<<   作成日時 : 2006/09/14 01:03   >>

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推理小説作家、小林久三氏が死去

 「皇帝のいない八月」などのミステリー小説で知られる作家、小林久三(こばやし・きゅうぞう=本名・ひさみ)さんが1日、脳梗塞(こうそく)のため横浜市内の病院で死去していたことが11日、分かった。70歳。茨城県出身。葬儀は親族で済ませた。
 喪主は妻、法子(のりこ)さん。

 東北大卒業後、松竹に入社。プロデューサーを経て作家に。足尾銅山鉱毒事件をテーマにした「暗黒告知」で昭和49年に江戸川乱歩賞を受賞。このほかにも、歴史を題材にした推理小説などを発表した。 

(09/11 11:42)

作家の日向康氏が死去

 日向康氏(ひなた・やすし=作家、元宮城学院女子大教授)7日、心不全のため死去、81歳。葬儀・告別式は近親者で済ませた。喪主は長男、卓(たく)氏。自宅は非公表。「お別れの会」を10月9日午後1時、
 仙台市青葉区大町2の2の10、仙台ワシントンホテルで開く。

 昭和54年に田中正造の伝記「果てなき旅」で大佛次郎賞を受賞した。

(09/11 15:23)

 たまたまニュースサイトで目についた2つのニュース。
 日向康氏のお名前は、失礼ながらこの記事で初めて知った
 小林久三氏は推理作家として有名なので、ご存知の方も多いだろう。以前は大きな事件がある度に、推理作家として培った鋭い洞察力で、大胆な推理を披露していた。神戸連続児童殺傷事件では「犯行宣言の筆跡から、犯人はタテ看を書いた経験のある、元左翼だ」と推理をして、日本中を驚愕の渦に巻き込んだ(そういえば左翼系の人たちが、酒鬼薔薇少年冤罪説にこだわるのと、何か関係があるのだろうか?)。

 小林氏の方は、「足尾銅山鉱毒事件をテーマにした「暗黒告知」で昭和49年に江戸川乱歩賞を受賞」とある。
 また日向氏の方は「昭和54年に田中正造の伝記「果てなき旅」で大佛次郎賞を受賞した」とのこと。
 奇しくも足尾銅山鉱毒事件に関係する著作のある両氏が、同じ日に亡くなったというのは、何かの縁であろうか。

 足尾銅山は、小学校の修学旅行で、日光からの帰りに立ち寄ったことがある。妙な色に変色した、荒れ果てた大地には驚愕した。当時授業で習った記憶があるが、中身はほとんど覚えていない。
 Wikipediaによると、未だに土壌や水質の汚染が続いているようだ。最近はアスベスト渦が問題となっているが、国家や大企業の利益が優先され、対策は後手に回り、補償は不十分という公害の図式は、昔から何ら変わっていない。
 小林氏、日向氏のご冥福をお祈りします。

田中正造−Wikipedia
足尾銅山鉱毒事件−Wikipedia

皇帝のいない八月
皇帝のいない八月 (新風舎文庫)

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