<衆院選公示>1132人が立候補 少数激戦を展開 というわけでとうとう選挙戦が始まった。選挙とはこれすなわち祭りである。ある種のカーニバルでありパーティである(政党は英語でpartyというし)。御輿ならぬ選挙カーがぶんぶんと走り回り、ひび割れたスピーカーが唸りを上げ、駅前で似たような演説を拝聴するために人々がわらわらと群がれば、興奮のあまりハードゲイならずとも「フゥーッ!」と雄たけびを上げ、腰をくねくねとしたくなるものである(いや、ならないな)。 それにしても小泉首相、最初は随分思い切った決断をしたとも思ったが、最近では、本当にやりたかったことは、もしかしてこれだったのではないかと思い始めた。中曽根氏、宮沢氏にうやむやのうちに引導を渡し、野中氏を追い出し、橋本氏を日歯連事件で葬り去り、今度は亀井派30数人を大粛清である。確かに癒着の温床を根こそぎなぎ払ってしまうのが、崩壊寸前の国家財政における歳出カットの一番の早道である。落選して権力の傘からあぶれた元国会議員たちが、司法の手にかかって切り刻まれようが、地元で朽ち果てようがそんなことは最早誰も知ったこっちゃあない。 しかし郵便局員の皆さんにとってはいい迷惑であろう。一体どこの誰が、仕事がしたくて郵便局に就職するというのか。金が欲しければITなり、リフォームなり、歌舞伎町なりいくらでも道はあったはずである(まあ成功するかは別として)。保証されていたはずの安定と平穏は崩れ去り、コストだノルマだとかつて経験したことのないプレッシャーを浴びせかけられ、一体どうすればいいのか。もうお先真っ暗であろう。まあこれも時代の流れか。300兆円の恨みは半端ではない。 今回はいつになく関心が高い。投票率も大幅にアップするのではないだろうか。その一方で選挙に無関心な人々、あるいは村上春樹氏のように「選挙なんてインチキだ」と思っている人々も多いであろう。まあ確かに投票したからとて、自分の指示する政党が勝利するがどうかはわからない。長年の間に積み重なった無力感とトラウマは拭い難い。しかし我々に課せられたコストは、少々の時間とたかが紙切れ1枚である。コストパフォーマンスを考えれば、どう考えても投票した方がお得ではないだろうか(まあ選挙の予算は税金だが)。それに投票に所得は関係ない。年収が1千万だろうが、ゼロだろうが同じ1票である。今回は特に粛清後の自公連立、民主党どちらを選ぶにしても、いい悪いは別にして大きな変化が望まれる。だいたい1回だけの投票で、国政が全て好転すると思っている方が間違っているのだ。我々も投票行動に関して長期的なビジョンを持つべきであろう。 しかし恐らく今回も自公の過半数は堅いところであろう。岡田氏はいまいち弾けっぷりが足りない。キャラですでに完敗している。政策など選挙に関係ない。亀井氏はすでに相当やつれている様子。あの顔でいくら首相は非情だと叫んだところで説得力はゼロ。社民、共産は現状維持か多少減か。まあどうでもいいか。宗雄氏は娘さんまで動員して家族の絆をアピールし、相変わらずのぶさナル(ぶさいくなナルシスト)ぶりだが、比例区だと当選する可能性がある。堀江氏は当選しても、途中で飽きて辞職しそうである。康夫ちゃんは何を考えているんだかよくわからない。 さてこの粛清解散、粛清選挙(と勝手に命名)の結末やいかに。投票は9月11日である。 キングの報酬 本物のギア様が大統領選の選挙参謀をやってます。超かっこいい。
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