|
北朝鮮拉致被害者の家族5人が「帰国」した。今夜はホテルの同じ部屋で、家族揃ってベッドを並べて眠るという。 1年7ヶ月ぶりの首相の訪朝と、首脳会談ということもあって、期待も高まっていただけに、人道的にも、外交的にも、成果としては確かに不十分であるには違いない。特に家族会の方々の怒りと落胆には、同情の言葉もない。 しかし、不十分であるにしてもともかく、2つの国の間で引き裂かれていた2つの家族が再会できたことは、とりあえず素直に喜ぶべきであろう。 いずれにしても問題解決には、残念ながらまだまだ時間がかかりそうである。今回の「成果」の評価は、今後の交渉の行方に委ねるべきであろう。 今後この問題がどのように解決をみるのか、もちろん誰にもわからない。しかしこの時点で想像されうる、最もおぞましい光景がある。それは、世論やメディアの鬱屈した感情が、「帰国」した家族に対して向けられることだ。まさか、そんなことなどありえないとは思うが、最近信じがたい出来事ばかり起こるので、ついいらぬ心配をしてしまう。 願わくば、彼らの祖国での眠りが安らかなものであるように。 |
| << 前記事(2004/05/16) | トップへ | 後記事(2004/05/30)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2004/05/16) | トップへ | 後記事(2004/05/30)>> |